ワンテンポずれる人は時代を先取りしてる!?

 先日のリストに則ってハロのアルバムを逆順に聴き進めて、無事に「16th. That's J-POP」(2021/3/31)まで到達しました。  その次はというと2019年のカントリー・ガールズのアルバムになってしまいますので、やはりコロナ緊急事態の前後で分けたほうがいいのかも知れないと思い、今回はとりあえずコロナ緊急事態明けの2021年分までとしておきます。  今回2024年から2021年まで11作のアルバムを聴いたことになるんですが、ひとつ書き留めておきたいことがあります。  どのアルバムも久しぶりに聴いたところ、たしかに覚えてはいたはずなんですけど、ワンテンポ(?)ずれて聴こえることが今回ちょいちょいあったんです。  1拍かな?、半拍かな?、よく分からないのですが、ずれて聴いてしまった。  もちろん少し聴き慣れると「ずれ」は解消して、そうなると完全に思い出したみたいな感じになりました。ずれて聴こえた理由をここでリズム論であれこれ語るのもいいのかも知れませんが、今の私にとってはそれはあまり必要のないことです。  とりあえず言えることは、覚えてはずの楽曲をワンテンポずれて聴いてしまうことが度々あったという、そのことだけを今回は書き留めておきます。  良い体験だと私は思いましたよ。やっぱり数年でも時間が経てば同じものが違って見える、違って聴こえる、そういうものなのかもしれませんね。  というわけで、遡りの旅はいったん第一部として2021年分まででクローズして、次回第…

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ブランクは経験。ブランクは宝!

 ハロのアルバム復習の旅も2021年まで来ました。  今回は「3-STARS」/ハロプロ研修生(2021/9/29)の話をしたいと思います。  昨夜それを寝ながら聴いてたんですが、覚えてなかった曲がたくさんあって戸惑いました。  最低限覚えてるはずなのに知らない曲多数。。たぶん当時の聴き方が足りなかったんでしょう。研修生ということもあって忘れがちになってしまったのかも知れません。  だけど重要な話はこれからです。今回私はこのアルバムがすごく気に入ったんです! あ!、あ!、と何回か思った曲がどいずれも つんく楽曲だったのは自分で面白かったです。  研修生に難しいリズム取りをマスターしてもらうためだったんでしょうか、けっこう本格的な楽曲を研修生に当ててきてるように想像します。  そうなんです。以前このアルバムを買った時に私はぼやっと聴いたんでしょうね。ルーティーンをこなすような消化試合のような聴き方でした。  今回3年半ぶりに引っぱり出して聴いて、私は率直で具体的な感想を持った。私は自分でそれが意外でしたし嬉しいことでもあります。  やっぱりフレッシュな好奇心に勝る刺激はなかなかないのが世の常ですから。  このアルバムのジャケットには、OCHA NORMAに選ばれたメンバーのほか、ロージークロニクルに今回選ばれたメンバーも何名か写っていますね。  3年くらいのブランクが私のハロへの関心にはありましたけど、私はあえてそのブランクを楽しみたいと思ってます。  超前…

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今回の過去遡及の旅の到達点を設定

 リストに沿ってハロのアルバムを逆順に聴き進めて、今日は「Juicetory」/Juice=Juice(2023/10/11)にたどり着きました。  これはベストアルバムでしたね。もっと昔の懐かしい楽曲が並んでいて、私は懐かしくなってしまいました(単純)。  それで思い立って2018年以前にまでリストを継ぎ足すことにしたんですが、2014年あたりまで来て私は「おや?」と気付くことがありました。  なのでここはいったん2015年までで遡及を中断することにしようかと思います。それ以前は依然封印状態というわけです。  たしか2015年に新グループがいくつも立ち上がって、スマイレージはアンジュルムに改名し。モー娘。も新体制が始動したんでしたっけ。  たしかにあの頃を一つの到達点としてこれから遡及していくのは理にかなってるような気もしてきます。  追加リストの末尾はハロプロ研修生の1st.アルバム(2015/2/18)。10年前ですね。そのあたりを到達点としてこれから遡及の旅を進めていこうと思います。

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私のハロプロ趣味2025

 2025年(令和7年)となって10日が経ちました。あけましておめでとうございます。  長くこのブログを放置してますが、私は元気に生きています(笑)。  私の「ハロ卒」は失敗に終わりました。無理してヲタ卒したかったわけでなく自然とハロから徐々に興味が薄れてきたのですが、ついにハロ卒できずに今に至っているのも事実です。  理由はいろいろ言えるでしょう。でも一番大きいのは、物事というのは「ゼロサム」ではないということです。  対立軸とか勝った負けたとか、では負けたほうはこの世から消えてしまうのかというとそうではなく、負けたほうもこの世での振舞い方を修正しつつ生きていくわけです。集団○○するわけではないですからね。  なので私の場合、ハロ卒はできなかったし、できなくても特段問題はなかったわけです。  というわけで、とりあえずここ数年のハロのアルバムを時系列で遡って聴いていきたいと考えました。  いちばんの最新作は、「Professionals-17th」/モーニング娘。'24(2024/11/27)ですね。  これねえ、ほんとにメルカリで買ってすぐに届いたのはいいけど全然聴いてなかった。まずはこれを聴くことからスタートです。  いちおうリストは作りました。そのリストに沿って時間のある時に聴き進んでいきます。

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ありがとう

 「夢見る15歳」をCDショップで衝動買いした2010年5月のちょうど同じ頃、私は新しいネットワーク(人間付き合い)に参加するようになった。  もっと正確にいえば、その半年前の2009年末にその門を叩いたのが始まりだった。  新しい人間付き合いを始めると、それまでの自分では発想しなかったようなことを経験するようになる。  例えば iPod touch を買ったのもその一つだし、(この恥ずかしい)ブログを書くようになったのもその一つ。  ちょうどスマイレージからアイドルグループに興味を持ち始めた頃だったので、それらはおおいに役立った。  正直に言うと、それまでの私にけっして愛国心があるわけではなかった。むしろ、世の中どうなろうと知ったものかと思っていた。  愛国心というと分かりにくければ、“生きてる実感”と言い換えてもいい。本来私が持ってる前向きな心とは裏腹に、その頃の私はゾンビのような存在だった。  魂が死んでる状態で根性だけご立派なゾンビのような存在。今の私は昔の自分をそのように思う。  とにかく刺激が大きかった。刺激を受けると脳が活性化し生きてる実感がわくようになった。  新しいネットワークでの交流は2010年末で区切りを付け、2011年初頭でお別れとなった。  私がそのネットワークで貢献できるのも(音楽を作ったり)、私がそのネットワークから得られる刺激も、その頃がお互いにとって卒業の季節だったと言えるかもしれない。  少なくとも、私の死した心が息を吹き返…

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懐メロ開拓事始め

 わたくし、ウォンバットは昭和48年生まれの団塊ジュニア世代でございます。トシちゃんや松田聖子の1980年に小学校へ上がり、年ごろの中学生になったのは1986年のことでした。そのころはすでに時代が変わっていて、6年生の時、子供心ながら世相の変化に一抹のさみしさと不安を感じたものでした。小学生の時、口ずさむ歌といえば、細川たかしの「北酒場」や日野美歌の「氷雨」だったのですが、そういうのは当時は特段珍しいことではありませんでした。歌番組で“ぶりっこアイドル”をちらり横目で気にしながら、そういう演歌歌謡曲を“安全ゾーン”として歌っていたのでしたわーい(嬉しい顔)。  ・・・・・・・  2003年、今から6~7年前、当然わたくし大人になっています。当時何気にテレビの特番を見ていると、石川ひとみが「まちぶせ」を歌いました。松任谷正隆アレンジの出だしの部分を耳にした時、わたくしは“懐メロ”への熱い情念を抱くことになったのでしたかわいい。当時、リアルタイムの音楽に急速に縁遠くなっていたのですが、そんな心の隙間に入り込んできたのが懐メロ、というわけです。  そして2003年のその当時、何ともタイミングの良い企画がグリコより提供されました。題して“「タイムスリップグリコ」青春のメロディーチョコレート”。チョコに懐メロCDが付いていて、開けてみるまで何の歌かわからない、という乙な企画でした。  そして2003年の年末、何気に入ったCD店で見つけたのが、おまけCDの曲を1枚のオムニバスとしてまとめ…

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